ソロコンサートを終えて

こんにちは 鈴木です!





先日は練馬区にてソロの依頼演奏をしてきました。
幅広い世代の客層で、高齢の方が多め。


曲目は自由に組んでくださいとのことだったので、

『老若男女問わず楽しめる・小さな頃から知っている西洋のクラシック・今も耳にする伝説級の歌謡曲を盛り込む』

を選曲の基準にしました。


ちなみに私、完全ソロのお仕事は珍しく、
前回からなんと2年ぶりでした!
BGMをお店の1周年パーティーで弾いたのが最後です。
張り切って取り組みました!


【悩みに悩んで決めたプログラム】


わたしの曲への思い入れも書いてみました!
↓↓↓

①恋のバカンス/ザ・ピーナッツ

平成にもたくさんのアーティストがカバーした、言わずと知れた昭和の名曲です。
4ビートがクセになります!
一度聴いたら頭から離れないメロディ。
マリンバにすごく合うので個人的に気に入っている曲です。


②サウンド・オブ・ミュージック・メドレー/リチャード・ロジャース

はい、こちらも超名曲。
サウンド・オブ・ミュージック、わたしのお気に入り、すべての山に登れの3曲を演奏しました。
年代的には恋のバカンスとほぼ同時期です。
弾き始めたら皆さん「あー!知ってる!or懐かしい!」ってなってくれたので選んで良かったです!


③剣の舞/ハチャトゥリアン

木琴大活躍!!!鉄板です!
ピアノのカラオケで演奏しました。
バスパートの音に半音ズレでメロディをぶつけているのに、音域が離れているから和音の不快感はなく逆にものすごく強いインパクトがありますよね。

そして中東の雰囲気が漂う中間部の3拍子。
「右手でフルート、左手でヴァイオリンの人の役をします!」と言ったらざわつきました(^_^;)
マリンバはそんなこともできます!

楽譜を知らなかったときは普通にここ4拍子だと思っていました。
①23・1②3・12③・123・①23…
という風に、ベースラインが4拍ごとに和音の一番下の音を出しているんですよね。
何拍子だと思うか、楽譜を見ていない人にアンケートを取ってみたい(笑)


④きらきら星変奏曲/モーツァルト

3つの変奏を抜粋して演奏しました。
ピアノで弾くとキラキラがフワァって広がるようなイメージなのですが(オノマトペの乱用)、マリンバで弾くと可愛い。ほんと可愛い。


⑤ずいずいずっころばし

モーツァルトが活動していた1700年代後半は日本は江戸時代。
ジャパニーズクラシックと題して、江戸に生まれた音楽のずいずいずっころばしを、ロック調にアレンジしたものをチョイスしました。
小さな子からご高齢の方まで知られている手遊び歌です。


⑥アヴェ・マリア/ヨハン・セバスチャン・バッハ=グノー 

ピアノを習っていた人は、バッハさんが作った伴奏部分をもしかしたら弾いたことがあるかもしれません!
ドミソドミソドミ・ドミソドミソドミ〜♪
の分散和音だけで進行していく曲があるのですが、その曲にグノーさんが長い息のメロディを重ねたものが今回弾いた《アヴェ・マリア》です。
(同じようにカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲の美しいメロディにソプラノが対旋律を歌う《アヴェ・マリア》も有名ですね♪)

フルートやチェロなど、様々な楽器で演奏されています。
水に絵の具を落としていくような和音の色の移り変わりというか、広がり方というか…とにかく非常に繊細。


⑦愛の讃歌/エディット・ピエフ

シャンソン歌手エディット・ピエフの曲。

“あなたの燃える手で あたしを抱きしめて”

思わず赤面してしまうような愛の詩がこの後も続きます(笑)
朗読してから弾きました。

若い人は知らないかな…でも美輪さんも大竹しのぶさんも近年歌っていて話題になったし…うーん…
と悩んだ末に入れてみました。
結果的にこれが老若男女問わず一番反応が良かったように感じました!
やっぱり名曲!これぞ伝説級!


⑧チャルダッシュ/モンティ

私の定番曲♪♪(初めて高校生の時にソロで弾いてから10年も毎年どこかしらで弾き続けてます!)
速弾きは木琴の音が映えますね!
歓声も上がって盛り上がりました!


⑩見上げてごらん夜の星を/坂本九

最後にしっとりとトレモロとオルゴール調に弾いてソロコンサートの幕を閉じました。







終演後はマレットの質問にお答えしました!



・色によって音が違うの?


→マレットを作っているメーカーによりますが、音色によって毛糸の色を変えてるところが多いです。
同じ色の毛糸で巻いていても、飾りの刺繍やテープで固さが分かるようになっています。


・4本持つときってどうやって持つの?


→いろいろな持ち方がありますが、私はマレットとマレットをクロスさせて、交差させたところを小指と薬指でガッチリホールドして、親指と人差し指をマレットとマレットの柄のあいだに入れて先端を押し拡げるように持っています。(ハサミのような感じ)


他の持ち方はまた後日、ブログに写真付きで解説しようと思います。



あ、そうそう、
4本マレットの曲を弾く時に、ソフトからミディアムハードまで持っているシリーズのマレットを使ったのですが、ちょうどいい微妙な固さと重量感のマレットがほしくて、マレットに椅子の靴下履かせてみました。



案外良かった(笑)


軽いし演奏に支障は全くなく、手軽にミディアムとミディアムソフトの間の絶妙なバランスの柔らかさになりました。
(見た目がなんだか残念だけど)


段階的にはソフト→ミディアムソフト→靴下→ミディアム→ミディアムハードって感じ。

靴下マレットはやるのはご自由ですが、何か周りから言われても責任は取れません!!!笑


シリーズによってミディアムソフトとミディアム、ミディアムとミディアムハードの音色の差が激しい時ってありますよね?ありますよね??
この微妙な感じのマレット増やしたいなぁー


おしまい。

Hopscoootch!

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